痛み止めを使用するメリットとデメリット  

こんにちは。SOL整形外科の内田です。このコラムでは、患者さんやそのご家族から寄せられる質問に、整形外科医の視点でお答えしています。今回のご質問は、痛み止めについて。みなさん、痛み止めとどのように付き合っていますか?痛み止めを使うメリットとデメリットを、一緒に考えていきましょう。。

理事長 内田

質問: 水泳をしている息子が、なんとなく腰が痛いので市販の痛み止めを買ってきて欲しいと言っています。痛み止めって、使用量を守れば気にせず使っていいものなのでしょうか。 回答: スポーツをするお子さんがなんらかの痛みを訴えている場合、ご家族で痛み止めの使用について正しい知識を持つことは非常に重要です。痛み止めは一時的に痛みを和らげる助けにはなりますが、使い方を誤ると逆に問題を引き起こすこともあります。ここでは、痛み止めのメリットとデメリットを説明し、適切な使用方法について一緒に考えていきたいと思います。   痛み止めのイラスト  

痛み止めの種類とその効果

 

一般的な痛み止めの種類

  1. アセトアミノフェン:風邪薬などにも含まれている痛み止めです。
  2. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):痛みの軽減に加えて、炎症を抑える作用もあります。
   

メリット

 
  1. 痛みの軽減:
 
  1. 炎症の抑制(NSAIDsの場合):
 
  1. 日常生活の質の向上:
   

デメリットと注意点

 
  1. 副作用のリスク:
 
  1. 一時的な痛みの隠蔽:
 
  1. 適切な診断と治療の遅延:
   

正しい痛み止めの使用方法

 
  1. 用法・用量を守る:
問診のイラスト(男の子)
  1. 使用期間を限定する:
 
  1. 他の治療法と併用する:
   

痛み止めを使用する際の具体的なアドバイス

 
  1. 怪我の初期対応:
 
  1. 痛み止めの適切なタイミング:
 
  1. 観察とフィードバック:
   

痛み止め以外の対処法

 
  1. リハビリテーション:
理学療法士のイラスト
  1. 栄養管理:
食事をしている女の子のイラスト
  1. 心理的サポート:
   

結論

  スポーツをする子どもが怪我をした際の痛み止めの使用は、適切に行うことで痛みを和らげ、回復を助ける大きな助けとなります。しかし、痛み止めの使用にはメリットだけでなく、デメリットやリスクも存在します。 痛み止めの正しい使い方を理解し、子どもの健康を第一に考えた対応を心がけることが重要です。 疑問や不安がある場合は、必ず医師に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。  

SOL整形外科スポーツクリニック

理事長 内田繕博